こんにちは!rujiAです!


今日は、本ブログの初期に書いた、クレドポー以来のコットンレビューです。 

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こちらは、いつもお世話になっているVape Power小山店さんから、
ご提供いただきました。ありがとうございます! 

「rujiAさん!すごいコットンがあるんです!ぜひレビューして下さい!」

とオファーを頂いて、実現した本レビュー。


でも、名前Kendoって…
海外製なのに、”日本産”をゴリ押ししてくる感じといい、
有名Youtuberさんと同じく、「ほんとに大丈夫か?」というのが正直な感想でした…。


ちなみに、ダイソーコットンと、クレドポーの違いが解らない
致命的なセンスの無さな、私の最近の常用コットンは、
FiberFreaks社のコットンです。
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これは、私にもはっきり判るくらい味が違いました。

私は、NicoticketのWakondaを常飲リキッドにしているのですが、
普通のコットンだと、最初のチャージ時に、Wakonda独特の
甘くて深みのある、洋酒のような風味が死んでいて
2タンク目あたりでコットンがこなれてくると、
やっと感じる
ようになってきます。


でも、FiberFreaks(以下FF)は、一発目から、洋酒の風味がガッツリ香ります!

一口吸った瞬間からわかったので、それいらいずーっとコットンはFF一択でした。

ですので、今回のKendoの比較対象は、FFのコットンになります。

そんなわけもあって、レビュー前は、
Vapeのために、科学の力で生まれたコットンが、
胡散臭いエセ日本製のコットンに負けるわけないっしょ!

てのが、正直な最初の考えです。


ところがどっこい…

というわけで、早速レビューになります。


1.開けてみた
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開けてみると、綿が、球状になって入っています。
黒いつぶつぶは、無漂白ゆえのコットン由来の物質でしょうか?

最初に開けて触ってみると、驚きました。

これ、本当にオーガニックコットンか!?

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ふわふわ…
それでいて…もちもち?

いや、しっとりもしているような…

それでいて、何かに似ている…


なんだっけ?

と思って、部屋を見回すと、わかりました。

こいつだ!!

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こいつににている!







ソイツは、窓辺で陽なたぼっこをしていました。











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そう、しっとりとした感触がにゃんこのお腹の毛の感触に、そっくりです!!


2.ビルド

手で、適当に綿玉からムシって、
手のひらで挟んで、コロコロして細長く整えます。

このときに、にゃんこのお腹っぽいしっとりさが、いい仕事をしてくれて、
手のひらにうまくグリップしていい感じに丸まりやすいです。

FFだと、さらさらしすぎて、手を洗ってタオルで拭くとか、
何かで手のひらをすこし湿らせてあげないと、丸まってくれません。

おかげで、かなりいい感じに通せました。

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ちなみに、最近の私のコットンワークのトレンドは、
細くするときに、あまりぎっちり密度を高めず、
ふわふわでコイル径より気持ち1mmちょい太いくらいで通すやり方です。

通しやすくするために、コットンの先をこよって通します。

Kendoのコットンは、このような最近の私の方法に最適な質感です。


3.テイスティング

ビルドも完成したので、吸ってみました。

吸収の良さを見たかったので、
ドリッパー向けである、大好きなBI-SOReVOを吸ってみました。

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うん、うまい!

FF同様に、一発目からちゃんと味が出ています。 

そして、供給も、BillowV2で使っている分には、問題ありません


ワンタンク完全にからになるまですってみて、
コットンを確認してみると…

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片方のコットンが、恐らくドライバーンによって、コイル内部の部分が消滅してました。

熱に強い!を売りにしているみたいですが、私の使い方では正直よくわからなかったです。

でも、特筆すべきは、私の馬鹿舌はおいておいて、 コットンが消滅するくらい
使い倒しても、味の変化を殆ど感じませんでした。
気付かずすってたわけですね。

FFは、化学繊維のためか、ドライバーンになると、
すぐに独特のケミカルっぽい変な味がしますが、
Kendoは、ソレがありませんでした。 


多分、オーガニックゆえだと思いますが、
コットン焼損時の味の感じは、私が気づかないくらいなので、
体に悪そうな味はしませんでした。 
(ただし、リキッド供給が十分という条件かと。)

消滅していない方のコットンは、
リキッドによる変色はあるものの、焦げはないように見えます

ちょっと密度をおとしすぎたかな…
密度が調度良ければ、熱にも強いのかもしれませんね。




4.Kendo Vape Cotton総評

個人的な感想では、FFよりいいです。

まず、ビルドしやすい

そして、万が一ドライヒットしても、味がきつくない

ドライヒットの部分については、人によっては、
激マズな味のほうが気付けて良いんだ、という人もいるかもしれません。

私は、出先ではRTAをチャージしない運用が多いので、
まずくて吸えなくなるよりは良い、と考えています。


と、いうわけで、かつての私のように、コットンはFF一択!という
結論に達した方にも、一度使ってみてほしいな、とおもう逸品です。


もちろん、にゃんこ愛好家の貴方にも、おすすめですよ!

お近くの方は、是非Vepepower小山店でどうぞ!
VPO