VAPE MOD研究所

電子タバコのMODの計測と評価…というニッチなジャンルの日記

カテゴリ:レビュー > コットン

こんにちは!rujiAです!


今日は、本ブログの初期に書いた、クレドポー以来のコットンレビューです。 

 001


こちらは、いつもお世話になっているVape Power小山店さんから、
ご提供いただきました。ありがとうございます! 

「rujiAさん!すごいコットンがあるんです!ぜひレビューして下さい!」

とオファーを頂いて、実現した本レビュー。


でも、名前Kendoって…
海外製なのに、”日本産”をゴリ押ししてくる感じといい、
有名Youtuberさんと同じく、「ほんとに大丈夫か?」というのが正直な感想でした…。


ちなみに、ダイソーコットンと、クレドポーの違いが解らない
致命的なセンスの無さな、私の最近の常用コットンは、
FiberFreaks社のコットンです。
DSC_1807



これは、私にもはっきり判るくらい味が違いました。

私は、NicoticketのWakondaを常飲リキッドにしているのですが、
普通のコットンだと、最初のチャージ時に、Wakonda独特の
甘くて深みのある、洋酒のような風味が死んでいて
2タンク目あたりでコットンがこなれてくると、
やっと感じる
ようになってきます。


でも、FiberFreaks(以下FF)は、一発目から、洋酒の風味がガッツリ香ります!

一口吸った瞬間からわかったので、それいらいずーっとコットンはFF一択でした。

ですので、今回のKendoの比較対象は、FFのコットンになります。

そんなわけもあって、レビュー前は、
Vapeのために、科学の力で生まれたコットンが、
胡散臭いエセ日本製のコットンに負けるわけないっしょ!

てのが、正直な最初の考えです。


ところがどっこい…

というわけで、早速レビューになります。


1.開けてみた
002

開けてみると、綿が、球状になって入っています。
黒いつぶつぶは、無漂白ゆえのコットン由来の物質でしょうか?

最初に開けて触ってみると、驚きました。

これ、本当にオーガニックコットンか!?

003
 
ふわふわ…
それでいて…もちもち?

いや、しっとりもしているような…

それでいて、何かに似ている…


なんだっけ?

と思って、部屋を見回すと、わかりました。

こいつだ!!

004

こいつににている!







ソイツは、窓辺で陽なたぼっこをしていました。











005
 
そう、しっとりとした感触がにゃんこのお腹の毛の感触に、そっくりです!!


2.ビルド

手で、適当に綿玉からムシって、
手のひらで挟んで、コロコロして細長く整えます。

このときに、にゃんこのお腹っぽいしっとりさが、いい仕事をしてくれて、
手のひらにうまくグリップしていい感じに丸まりやすいです。

FFだと、さらさらしすぎて、手を洗ってタオルで拭くとか、
何かで手のひらをすこし湿らせてあげないと、丸まってくれません。

おかげで、かなりいい感じに通せました。

006
 

ちなみに、最近の私のコットンワークのトレンドは、
細くするときに、あまりぎっちり密度を高めず、
ふわふわでコイル径より気持ち1mmちょい太いくらいで通すやり方です。

通しやすくするために、コットンの先をこよって通します。

Kendoのコットンは、このような最近の私の方法に最適な質感です。


3.テイスティング

ビルドも完成したので、吸ってみました。

吸収の良さを見たかったので、
ドリッパー向けである、大好きなBI-SOReVOを吸ってみました。

007
 

うん、うまい!

FF同様に、一発目からちゃんと味が出ています。 

そして、供給も、BillowV2で使っている分には、問題ありません


ワンタンク完全にからになるまですってみて、
コットンを確認してみると…

 DSC_1778

片方のコットンが、恐らくドライバーンによって、コイル内部の部分が消滅してました。

熱に強い!を売りにしているみたいですが、私の使い方では正直よくわからなかったです。

でも、特筆すべきは、私の馬鹿舌はおいておいて、 コットンが消滅するくらい
使い倒しても、味の変化を殆ど感じませんでした。
気付かずすってたわけですね。

FFは、化学繊維のためか、ドライバーンになると、
すぐに独特のケミカルっぽい変な味がしますが、
Kendoは、ソレがありませんでした。 


多分、オーガニックゆえだと思いますが、
コットン焼損時の味の感じは、私が気づかないくらいなので、
体に悪そうな味はしませんでした。 
(ただし、リキッド供給が十分という条件かと。)

消滅していない方のコットンは、
リキッドによる変色はあるものの、焦げはないように見えます

ちょっと密度をおとしすぎたかな…
密度が調度良ければ、熱にも強いのかもしれませんね。




4.Kendo Vape Cotton総評

個人的な感想では、FFよりいいです。

まず、ビルドしやすい

そして、万が一ドライヒットしても、味がきつくない

ドライヒットの部分については、人によっては、
激マズな味のほうが気付けて良いんだ、という人もいるかもしれません。

私は、出先ではRTAをチャージしない運用が多いので、
まずくて吸えなくなるよりは良い、と考えています。


と、いうわけで、かつての私のように、コットンはFF一択!という
結論に達した方にも、一度使ってみてほしいな、とおもう逸品です。


もちろん、にゃんこ愛好家の貴方にも、おすすめですよ!

お近くの方は、是非Vepepower小山店でどうぞ!
VPO

  




 

こんにちは!rujiAです。

SANY0012

【雑談】
VAPECHKさんのblogで、rDNA40についての
記事がアップされてましたが、すごいMODもあるもんですね。
hqdefault



温度フィードバック制御なんて、アトマイザがコロコロ変わる
Vapeで出来る技術があったとは、知りませんでした。

基本的に、MODを含む、電子制御機器は、
電圧が、グランド(0[V])を基準に、相対的に
どの位高いかということしか、判別することができず、
物理現象を直接センシングすることができません。

すなわち、アトマイザのコイルの温度を電圧に変換している素子が有るはずなのですが、
カンタル線ではなく、ニッケル線と呼ばれる電熱線を使うことが
条件のようですが、温度に応じて抵抗値が大きく変わる性質があるんでしょうか。

DNA40のMODは中々高いので、気軽に手を出せませんが、
そのうち基板のDNA40でも手に入れて、解析記事を書いてみたいもんです。
意図的に擬似コイルの負荷を通電中に変更したりすると、面白いデータが取れそうですね…。
ん~…気になります。w


温度フィードバックの次に来るVapeイノベーションは、
温度フィードバックとミストのエアフローフィードバックの協調制御でしょうか?w

安価にエアフローを検知できるセンサがボトルネックになりそうですが…


スライディングモード制御などの、
現代制御を使って、高度な外乱に強い制御ロジックが
実装されたMODなんてでてきたら、
電子制御マニアとしては、解析したくてよだれがでまくりますw

多分、そこまでやっていたら、完全に技術者の自己満の世界ですが。w







…な~んて、マニアックな妄想はこのへんにして、さて本題です。
先日、WEB上のVaperさんの間で話題の、 資生堂の高級化粧品ブランドである、
クレ・ド・ポー ボーテ のコットン(ル・コトン) を買ってきたので、レビューしたいと思います。

この、通称クレドポーですが、資生堂のフラッグシップブランドらしく、
そのへんのマツキヨなんかでは売ってない代物で、
デパートなんかの認定直営店でなければ、買えない代物らしい…

というわけで、WEBで調べて最寄りの販売店が入ってるデパートまで行って買ってきました。



…いやー、なんていうか、カルチャーショックですね。
今まで、化粧品売り場なんて、前を通り過ぎたくらいしかなくて、
どんなもんかなんて注目したこともなかったですが、
ガチ化粧品の売り場での、私の場違い感たら、半端なかったですね。

さっさと化粧品売り場のお姉様に、
「コットンください」って伝えて「これです」つって売り場教えてもらって、
レジでお金を払って、帰ろう、なんて思っていたんですが、

私「あの、コットンほしいんですけど。」って伝えたら、

お姉様「承知いたしました、では、こちらにどうぞ。」なんていって、
簡易ドレッサーのようなところに連れて行かれて、待たされるなんて。w


お姉様「初めてご購入でよろしかったでしょうか?」なんてきかれて、
「は、はい~」なんて答えてたら、会員カードを作ることになったりとか…

あれは、彼女や奥さんやがいらっしゃる方は、間違いなく代わりに買ってもらったほうがいいと思います。
ドレッサーの周りで化粧の試用なんかをしている女性の中で、
ジーパンにパーカーの私が間に入ってコットン買ってる光景は、そこそこシュールだったと思います。w


と、いうわけで、ここからがレビューになります。

SANY0001

買ってきた袋。さすが資生堂のフラッグシップだけあってか、
たかがコットンで袋がすごい立派です。

SANY0003

SANY0006

そこそこ大きい外観の箱に、
コットンがみっちり詰まっています。

お姉様に聞いたら、120枚入っているとのこと。
またあの会員カードを使うのは、しばらく先の話になりそうです。

SANY0009
左クレドポー。
右今まで使っていたダイソーのコットン。

クレドポーはダイソーコットンに比べて、かなり面積があります。
切った時に長く取れるので、高抵抗狙いのシングルマイクロコイルのRBAを作るときは、
コットンの長さが稼げてなかなか良さそうです。


SANY0018
 
厚みはダイソーのほうが厚みがあって、意外にもふわふわした感触は
ダイソーの勝ちでした。


SANY0021
 
では、ビルド致します。
余談ですが、私はコットンの厚みがコイルの内径に対して、
そのままの厚みで問題ない時でも、コットンの薄皮を一枚剥がしてから
組むようにしています。
なんか、綿っぽい面をだしたほうが、よくリキッドを吸ってくれるような気がするので…。

SANY0022

長いので、いっぱい吸えそうです。

SANY0024


リキッドは、Vape dudesのAPPLE ICEにしてみました。

たしかに、結構保湿力があるような気がします。



早速吸ってみました。



味の方は………………………………




ごめんなさい、私には安いコットンとの違いが解らないカモ…(^_^;)
ICEだから分かり難かったのかもしれませんね…。 

まぁでも……コットン一枚のサイズが大きいので、
沢山リキッドを染み込ませたいひとには、もってこいですよ!うん!


まぁ、つまりは私が馬鹿舌だってことで…
 

このページのトップヘ