こんにとは!rujiAです。


【雑談:温度フィードバックについて】
dna40


 BLOG:my VAPE noteさんで、DNA40等の温度フィードバック機能について
とてもわかりやすいの説明図がありました。

狙いの動きについて、直感的にわかりやすくて
凄くいいグラフの絵だと思います。

温度フィードバック制御の狙いは、
VAPECHKさんのBlog記事にもある通り、

ユーザーの欲しいものは、美味しい蒸気であり、出力ではない。
→ 美味しい蒸気 = リキッドに応じたコイル温度


 というところが背景で、だったら温度を直でセンシングできればいいじゃん!ということですね。


ただ、個人的には制御の手法としての温度F/Bよりも、
温度の検出方法に興味があります。
特に、ユーザーのいじわる操作対策がどうなっているのか
という部分が気になります。


温度F/B機能に対して、コイルの材質に指定されている
Ni200(通称純ニッケル)は、電気抵抗の温度係数が大きいことが
特徴の一つのようです。 <参考:東京抵抗線株式会社>

ざっくり探してみましたが、残念ながらニッケルの温度あたりの抵抗値に関する
データシートは見つけることができませんでした。(あとで、腰を据えて探してみます。)


まあ多分、こんなかんじの特性なんじゃないかなと思っています。
下記図はあくまで私の勝手な予想の特性図(要は妄想)なので、
話の参考のみにとどめて下さい。

 ニッケル線温特

つまり、温度に対して、二次曲線であがっていく特性。
これなら、コイル温度が0[deg]のときの抵抗値がわかれば、
コイルの抵抗値から温度がわかります。


しかし、逆に言えば、0[deg]の時の抵抗値がわからないと
たとえニッケルであっても、抵抗値からコイル温度を算出することができません

要は、使用しているコイルの抵抗値と温度を事前にプリセットされていないと、
結局は温度がわからない
のです。

もっというと、パフボタンを押したその瞬間のコイルは、
あるときは、持ち主の寝起きの一服目だから、
部屋の快適温度(例えば20度)かもしれないし、

あるときは、ガンガンすって、バッテリーが死んだ直後、
満タン充電の電池にすぐに入れ替えたときで、
300度とか、熱い状態かもしれないし、

りゅうくんが、罰ゲームの氷風呂に入りながら吸っていて、
凄く低い温度なのかもしれないし、

ただ単に抵抗値を算出しているだけだと、
DNA40の制御用マイコンは、いくつの抵抗を
基準に温度を算出したらいいかわからない
んです。


rujiAの予想では、バッテリー温度と、
MODの出力電圧に対するニッケルの抵抗値の
時間あたりの立ち上がりの特性から、うまく相関関係に基いて、
ニッケルコイルの素の抵抗値を算出しているんじゃないかな~
なんて予想しています。


ああ~!もう解析したくてしょうがない!!!!!


珍しい制御を見て、あれこれ試して反応を見たくなる、
ドSデバッカー性癖をこちょこちょとくすぐられている気分です。


思えば、好きなあの子にイタズラしたくなる、
あの日の感情に似ているかもしれません。